三大/七大疾病(生活習慣病)は死因の50%以上。どんな保険で備える?

(最終更新日:2021年12月27日)

生活習慣病とは

生活習慣病とは、普段の生活習慣(偏った食生活や運動不足、ストレス、過剰な飲酒や喫煙など)の毎日の積み重ねが原因で病気が発症したり、進行する疾患の総称をいいます。

また、重篤な疾患の要因となったり、長い長い年月を経てから病状が現れるのも特徴です。

生活習慣病は多岐にわたりますが、代表的なものは下記の通りです。

がん(悪性新生物)、糖尿病、脳血管疾患、心疾患、脂質異常症、高血圧、肥満、高脂血症、高尿酸血症、肝疾患、腎疾患、など。

 

 

 

三大疾病(三大生活習慣病)とは

生活習慣病のなかでも日本人の死因の上位を占めている「がん(悪性新生物)・急性心筋梗塞・脳血管疾患」は三大疾病(三大生活習慣病)と呼ばれています。

三大疾病(三大生活習慣病)

 

 

七大疾病(七大生活習慣病)とは

三大疾病にさらに4つの病気を加えた以下の七つの病気のことを七大疾病(七大生活習慣病)といいます。

がん(悪性新生物)、心疾患、脳血管疾患、高血圧性疾患、糖尿病、肝疾患、腎疾患

七大疾病(七大生活習慣病)

 

 

 

三大/七大疾病(生活習慣病)の患者数はどのくらい

三大/七大疾病(生活習慣病)がなんとなく重い病気であることはイメージができたかと思います。

では、どのくらいの人が、三大/七大疾病(生活習慣病)にかかっているのでしょうか。

下記の表は、厚生労働省の統計を元に主な傷病の総患者数を示したものです。

 

主な傷病の総患者数

傷病名患者数
がん178万人
心疾患173万人
脳血管疾患112万人
高血圧性疾患994万人
糖尿病329万人
腎疾患39万人
肝疾患25万人
合計1,850万人

(出典)厚生労働省「平成29年(2017)患者調査の概況」

七大疾病(七大生活習慣病)の患者数が、実に日本の全人口の約15%にあたる1,850万人にのぼることがわかります。

 

 

 

三大/七大疾病(生活習慣病)が死因に占める割合は?

次に、これらの病気が死因に占める割合はどれくらいなのでしょうか。

下記のグラフは、厚生労働省の統計を元に主な死因別死亡数の割合を示したものです。

 

主な死因別死亡数の割合

主な死因別死亡数の割合

 

(出典)厚生労働省「令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況」

生活習慣病の中でも三大疾病と呼ばれている「がん(悪性新生物)・急性心筋梗塞・脳血管疾患」は死因の50%、七大疾病は死因の56%を占めています。

 

 

 

三大/七大疾病(生活習慣病)で想定されるリスクは?

ここで想像してもらいたいのですが、七大疾病に罹患した際に「短期間の通院だけで完治」「日帰り入院で完治」「すぐに職場復帰してバリバリ仕事をする」といったイメージの比較的軽度の治療で済みそうでしょうか?

患者数では全人口の約15%であるものの、死因としては50%を超えるということは、七大疾病(七大生活習慣病)がそれだけ重い病気であることがうかがえます。

個別の症状によってもちろん異なりますが、

・治療費が高額になること

・治療が長期間にわたること

・転職や退職を余儀なくされること

が可能性として考えられます。

 

 

 

三大/七大疾病(生活習慣病)に備える保険は?

では、三大/七大疾病(生活習慣病)に備える保険に備える保険はどのようなものがあるのでしょうか?

 

医療保険

医療保険は病気やケガで治療を目的として入院をしたり、所定の手術を受けた場合などに給付金を受け取ることができる保険です。

公的な医療保障でまかなえない医療費の自己負担額に対して備えることができます。

医療保険とは?保障内容や特約について解説

 

 

がん保険

がん保険はがんの治療を目的とした入院や手術等した場合に保障してくれる、がんに特化した保険です。

がん保険の基本的な保障内容は、「がん診断給付金」「がん手術給付金」「がん入院給付金」「がん通院給付金」です。

特にがんと診断確定した段階で受け取れる一時金「がん診断給付金」が特徴です。

 

がん保険ってどんな保険?

 

 

三大疾病保険

三大疾病(特定疾病)保険とは、生前給付保険とも呼ばれ、被保険者が下記の場合に保険金を受け取れる保険です。

  • 「がん(悪性新生物)」「急性心筋梗塞」「脳卒中」で保険会社が定める状態になった場合
  • 死亡した場合
  • 高度障害状態になった場合

三大疾病(特定疾病)保険とは?

 

七大疾病保険

七大疾病保険は、がん(悪性新生物)・急性心筋梗塞・脳血管疾患・高血圧性疾患・糖尿病・肝疾患・腎疾患の保障に特化した保険で、下記の特徴があります。

(1)七大疾病の所定の状態で一時金を受け取れる

(2)一時金は1回ではなく、複数回受け取れる

七大疾病保険(七大生活習慣病保険)とは?メリットデメリットを解説

 

 

八大疾病保険

八大疾病保険は、がん(悪性新生物)・急性心筋梗塞・脳血管疾患・高血圧性疾患・糖尿病・肝疾患・腎疾患・慢性膵炎の保障に特化した保険で、下記の特徴があります。

(1)八大疾病の所定の状態で一時金を受け取れる

(2)一時金は1回ではなく、複数回受け取れる

八大疾病保険(八大生活習慣病保険)とは?メリットデメリットを解説

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この記事の著者

實政 貴史
ファイナンシャルプランナー

筑波大学卒。2007年に株式会社F.L.Pに入社。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、保険業界経験13年で得た知識を活かし、保険相談サロンFLPサイトの1500本以上の記事を執筆。併せて、保険相談サロンFLP YouTubeチャンネルにて様々な保険情報の解説、毎日新聞ライフコンシェルジュ生活の窓口オンラインセミナーなどでセミナーも行う。