医療保険と生命保険料控除

医療保険と税金

医療保険と生命保険料控除

(最終更新日:2017年09月12日)

年末になると、会社に勤めている方は年末調整の書類を提出する時期で、多くの人が生命保険料控除の手続きをされるかと思います。
医療保険に加入している人も生命保険料控除の対象になります。
ここでは、生命保険料控除の仕組みを紹介します。

生命保険料控除とは

生命保険料控除とは、毎年(1月1日~12月31日)、契約者(保険料負担者)が支払った保険料のうち、一定範囲が所得金額から差し引かれ、所得税と住民税の負担が軽減される仕組みのことを言います。

 

医療保険は生命保険料控除の対象

生命保険料控除には、「生命保険料控除」「介護医療保険料控除」「個人年金保険料控除」の3種類があります。
民間の医療保険は、基本的に「介護医療保険料控除」の対象となります

 

生命保険料控除の仕組み

次の算式により計算した金額が、所得税と住民税を計算する際の総所得金額等から控除されます。
(平成24年以降に入った保険の場合)

所得税の生命保険料控除額

年間の支払い保険料等 控除額
20,000円以下 支払保険料等の全額
20,000円超 40,000円以下 支払保険料等×1/2+10,000円
40,000円超 80,000円以下 支払保険料等×1/4+20,000円
80,000円超 一律40,000円

 

住民税の生命保険料控除額

年間の支払い保険料等 控除額
12,000円以下 支払保険料等の全額
12,000円超 32,000円以下 支払保険料等×1/2+6,000円
32,000円超 56,000円以下 支払保険料等×1/4+14,000円
56,000円超 一律28,000円

 

年間払込保険料の考え方

介護医療保険料控除における「年間払込保険料」とは、加入している保険会社等の介護保険や医療保険、がん保険等の保険料を合算した額のことを言います。剰余金や割戻金を受取っていれば、その分を差し引いた金額になります。
また、払い方によって年間払込保険料の考え方に違いがありますので注意が必要です。

• 月払い・半年払い・年払い
その年に払った保険料の合計が年間払込保険料となります。

• 一時払い
保険料を一度に全部払うことを一時払いといいます。一時払いで払った年だけが保険料控除の対象となります。

• 前納払い
何年か分の保険料をまとめて払う方法を前納払いといいます。この場合は、その年に払った金額ではなく、その年に相当する分が年間払込保険料となります。
自分の財布から出て行くこと自体は一時払いと同じですが、次年度以降の保険料は保険会社に預けていることになっているので扱いが異なります。

 

生命保険料控除の手続き

会社員の方の場合、年末調整もしくは確定申告で手続きを行います。
一方、自営業者の方の場合は、基本的には確定申告を行うことになります。

• 年末調整
年末調整の場合、勤め先の提出期限(12月頃)までに、保険料控除申告書に保険会社から送られてきた控除証明書を添えて提出します。

• 確定申告
確定申告の場合、確定申告書に生命保険料控除対象額を記入し、控除証明書を添付して提出します。

 

保険料控除対象になっている保険に加入していれば、毎年10月〜11月ぐらいに保険会社等から保険料控除証明書が送られてきますのでなくさないようにしましょう。
もし保険料控除証明書をなくしてしまった時は、再発行はどの保険会社でも基本的に可能なので、保険会社や担当者に連絡するようにしましょう。

まとめると

・医療保険に加入している人は生命保険料控除の対象となります。
・生命保険料控除により、年間の保険料のうち、一定範囲が所得金額から差し引かれ、所得税と住民税の負担が軽減されます。
・毎年10月〜11月ぐらいに保険会社等から保険料控除証明書が送られてきますのでなくさないようにしましょう。

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