住宅購入後の費用(固定資産税/火災保険料/修繕費/管理費)はいくら?

(最終更新日:2019年12月18日)

住宅を購入したら、持ち家だからこそ必要になる様々な費用がかかります。
中でも、固定資産税、火災保険料(地震保険料)、修繕費用、管理費用(マンションの場合)はある程度大きな費用になりますので、あらかじめ知っておくと安心です。

住宅を購入したら継続的にかかる費用

住宅を購入したら、持ち家だからこそ必要になる様々な費用がかかります。中でも下記の費用について詳しく見ていきましょう。

(1)固定資産税

(2)火災保険料(地震保険料)

(3)修繕費用

(4)管理費用(マンションの場合)

 

 

(1)固定資産税

固定資産税は、市町村などの地方自治体が賦課する税金で、土地や家屋を所有している人に納税の義務があります。

固定資産税の計算方法は、

 

固定資産税評価額×標準税率1.4%

 

となります。

 

固定資産税評価額は、固定資産課税台帳に記載された土地・家屋の評価額のことで、3年に1度「評価替え」が実施されています。

時価の60%~70%が目安といわれています。

 

ちなみに、賃貸マンションや賃貸アパートに住んでいる場合は、固定資産税の対象になりません。家主が固定資産税を支払うことになります。

 

 

(2)火災保険料(地震保険料)

住宅を購入したら、多くの場合火災保険に加入すると思います。(義務ではありません)また、地震の被害に備えるには地震保険をセットする必要があります。

 

火災保険料は物件の構造、面積、補償内容によっても大きく異なります。また、複数年契約をすれば、最長10年分を一括で支払うことも可能です。(地震保険は最長5年)

 

 

(3)修繕費用

購入した住宅は、長年住むことで様々な箇所が修繕が必要になってきます。下記は主な住宅改装の費用です。

一戸建ての場合はこういった出費を想定して計画的に貯金をしておく必要があります。

 

住宅改装等の主な工事費用(1件あたり)

間取りの変更 174.5万円
屋根のふき替え 146.6万円
台所等給排水設備の改善 205.9万円
屋根・外壁などの塗り替え 216.3万円
浴室の設備改善 177.4万円
内装の模様替え 168.4万円
トイレの設備改善 99.4万円
基礎構造の補強 522.1万円

 

また、マンションの場合は修繕積立金を毎月支払います。

 

 

(4)管理費用(マンションの場合)

マンションの場合は管理費がかかります。

管理費は、日常的な管理や設備の維持等にかかる費用に使用されることになっており、主に以下のような経費に充当されます。

・マンションの管理会社に委託する業務の管理委託費

管理員人件費、共用設備の保守維持費・運転費、事務費、清掃費・ごみ処理費等

・管理組合の運営に関する費用

・共用部分の水道光熱費

・共用部分の火災保険やその他損害保険の保険料

・軽微な損傷等の補修費

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