がん家系は本当にがんになりやすいの?

がん保険Q&A

がん家系は本当にがんになりやすいの?

(最終更新日:2017年09月08日)

親族にがんになる人が多いと、「うちはがん家系だから、がん保険に入っておかなきゃ」ということをよくききます。
「がん家系」の人は一般の人よりがんになりやすいのでしょうか。

遺伝性のがんと認められるのは約1%

がんにつながる遺伝子の変化は後天的なものです。
がんとは、遺伝子の突然変異によって、自律的に制御できない増殖を繰り返すことによっておこる病気です。
ですから、遺伝性のがんというのはかなりレアなケースと考えてよいでしょう。

がん学会によりますと、部位にもよりますが、がんが遺伝する確率は、平均で1%以下といわれています。

 

遺伝的な要因よりも、生活習慣の要因の方が大きい

しかし、親や兄弟、親戚にがんになる人が多い=がん家系というのは確かに存在する気がします。
それは、「遺伝性」というものより、その家系の「生活習慣や体質」を共有していることががんリスクの原因を高めている場合が多いということを覚えておきましょう。

 

がんを引き起こすといわれる主な生活習慣

(1)不規則な生活
食事の時間が決まっていない、睡眠不足や時間が不規則な生活を長年続けると、生活習慣病を引き起こす原因となります。

(2)食生活の乱れ
戦後、ファーストフード、コンビニの弁当やスナック菓子、スーパーのお惣菜などが普及し、油や肉類、卵、バターなどの動物性脂肪が多く使われた食品が増えた結果、肥満の人口が増え、生活習慣病の増加へとつながっています。

(3)飲酒や喫煙
お酒を飲みすぎてしまうと消化器系のがんや糖尿病、高脂血症、高血圧、痛風といった様々な生活習慣病の原因となってしまいます。
たばこは他の生活習慣病に比べ死亡リスクが高く、がんの発生や動脈硬化の原因ともいわれています。

(4)過労やストレス
過剰なストレスは血圧や血糖値が上昇することが現在明らかになっており、高血圧や糖尿病になるリスクも高くなります。
疲れやストレスがたまってくると免疫力も低下し、感染症にかかりやすくなります。

(5)運動不足
運動不足は肥満になるだけでなく、血圧・血糖値・コレステロール値・中性脂肪値などに影響を及ぼします。
また、疲れやストレスを増幅させ、がんの原因になることもあります。

まとめると

・遺伝性のがんと認められるのはかなりレアケースと考えていいでしょう。
・がん家系とは、遺伝的な要因よりも生活習慣の要因の方が大きいです。

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