老後の月平均支出は26万!65歳時点で必要な資金は1,600万円が目安

(最終更新日:2019年12月18日)

年金受給が開始される65歳以降、20年を超える老後生活が始まります。
実は、多くの方が貯蓄を切り崩しながら老後生活を送っていることをご存知ですか?
ここでは、老後生活の生活費がいくら位なのか?いくらの資金を準備しておく必要があるのか、詳しくご紹介します。

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老後生活は長い

厚生労働省によると、65歳時点での日本人の平均余命は下記の通りとなっています。

男性:84.46歳

女性:89.31歳

(出典)厚生労働省「平成27年簡易生命表の概況」

 

一般的に年金受給がはじまる65歳から、実に男性で約20年、女性で約25年もの長い人生が残っていることになります。

 

 

老後生活の家計は毎月5万以上赤字

総務省「平成28年度 家計調査年報」によると、高齢者無職世帯においての月額の平均収入額が212,241円に対し、平均支出が263,315円となっています。

実に毎月5万円以上の赤字になっており、毎月貯蓄を取り崩して生活していることを意味します。

 

(出典)総務省「平成28年度 家計調査年報 夫婦高齢者無職世帯」

 

 

老後生活のために最低限必要な資金は約1,600万円

ではどのくらいの貯蓄をしておく必要があるのでしょうか?

上記の例で、65歳の公的年金受給開始時に準備が必要な生活資金を試算してみましょう。

65歳以降の老後生活の期間を65歳日本人の平均余命から考えて、仮に25年とすると

 

(支出額263,315円-収入額212,241円)×12か月×25年=15,322,200円

 

となり、約1,600万円の資金を65歳の公的年金受給開始時に準備しておくことが必要ということになります。

 

 

専門家に相談を

上記の試算はあくまで一例であり、各家庭の収入額や支出額、入院や介護の有無によって必要な貯蓄額は異なります。

安心して老後生活を送るためには、資金計画を専門家に相談しておくのもひとつの方法です。

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