住宅火災保険と住宅総合保険ってどう違うの?
(最終更新日:2019年12月18日)
住宅火災保険と住宅総合保険はどのように違うのか、合わせて家財保険は何かもみていきましょう。
住宅火災保険と住宅総合保険とは
一戸建てやアパート、マンションなどの居住のみを目的としている住宅建物で加入できる火災保険です。
住宅火災保険と住宅総合保険というのは、同じと勘違いされている方も多いかと思いますが、
補償される範囲で異なる部分があります。
住宅火災保険と住宅補償保険の補償範囲
補償範囲 | 住宅火災保険 | 住宅総合保険 |
---|---|---|
火災 | ○ | ○ |
落雷 | ○ | ○ |
爆発・破裂 | ○ | ○ |
風災・ひょう災・雪災 | ○ | ○ |
洪水・床上浸水 | × | ○ |
水漏れ | × | ○ |
物体落下・飛来・衝突 | × | ○ |
騒じょう・集団行動に伴う暴力行為 | × | ○ |
盗難(家財契約のみ) | × | ○ |
持出家財の損害(家財契約のみ) | × | ○ |
上記のように住宅総合保険の方が補償範囲は手厚くなっています。
また、盗難、持出家財の損害については、家財の補償をつけた場合にだけ適用されます。
では、家財を対象とした契約とはどういったものかご説明します。
家財の分類
家財とは家具や家電製品の事をいいます。
また、貴金属・宝石・美術品などで1個または1組の価額が30万円を超えるものや、
稿本や設計書などは、契約時に申込書に明記して申告しないと補償の対象外となります。
家財保険とは
火災で建物とともに家財が損失、損壊してしまった場合や、火災時の消火活動による水濡れで被害を被った場合、
また、地震や落雷、台風、暴風雨などで家財が被害を被ってしまった場合に、その損害を補償する保険です。
火災保険に契約する場合に保険の対象を「建物のみ」、「家財のみ」、「建物と家財両方」などと選択して契約します。
建物のみに加入した場合は家財の損害については補償されません。