個人年金保険の加入実態まとめ

(最終更新日:2021年03月24日)

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個人年金保険とは

個人年金保険は、保険料払込期間に年金原資を積み立て、年金受取期間になると所定の年金受取が開始します。

保険料払込期間中に死亡した場合は、既払込保険料相当額が遺族に支払われます。

死亡時よりも生存時の保障を重視した保険と言えます。

個人年金保険のイメージ

個人年金保険とはどんな保険?

 

 

 

個人年金保険の加入率は23.4%

個人年金保険の加入率は23.4%となっています。

将来の公的年金の不安が言われていますが、個人年金保険に加入して自助努力をしている方はまだまだ少ないようです。

 

個人年金保険の世帯加入率

(出典)生命保険文化センター 平成24年度「生命保険に関する全国実態調査」

 

 

 

個人年金保険払込方法の大半は月払い/半年払い/年払い

個人年金保険の払込方法は79%が月払い/半年払い/年払い、22%が一時払いとなっています。

老後を迎える何年も前から、老後生活を見据えて少しづつ積み立てている方が多いようです。

 

個人年金保険の保険料の払込方法(複数回答)

(出典)生命保険文化センター 平成24年度「生命保険に関する全国実態調査」

 

 

 

個人年金保険の年間保険料の平均は19.3万円(16,000円/月)

個人年金保険の世帯年間払込保険料は、全体の平均で19.3万円となっています。月払いにすると約16,000円となります。

12~18万円未満と回答した割合が23.2%と一番多く、月払いにすると約10,000円~15,000円となります。

 

個人年金保険の世帯当たり年間保険料

(出典)生命保険文化センター 平成24年度「生命保険に関する全国実態調査」

 

 

 

個人年金保険の一時払いの保険料平均は619万円

一時払いで個人年金保険に加入した人の払い込んだ保険料の平均は619万円となっています。

ある程度まとまったお金があれば一時払いにすることで保険料の大きな割引を受けることができます。

 

個人年金保険の一時払い保険料

(出典)生命保険文化センター 平成24年度「生命保険に関する全国実態調査」

 

 

 

個人年金保険の年額の平均は、世帯主は109.7万円、配偶者は68.4万円

個人年金の年額の平均は世帯主の平均額が109.7万円であるのに対して、配偶者は、68.4万円となっています。

やはり世帯主に大きな年金をかける傾向があるようです。

 

個人年金保険 基本年金年額(世帯主)

 

(出典)生命保険文化センター 平成24年度「生命保険に関する全国実態調査」

 

個人年金保険 基本年金年額(配偶者)

(出典)生命保険文化センター 平成24年度「生命保険に関する全国実態調査」

 

 

個人年金保険の給付開始年齢は「60歳」「65歳」

世帯主の場合、給付開始年齢は全体では「60歳」が32.1%、「65歳」が26.6%となっています。

他の年齢は一桁の割合にとどまっていて、やはり定年や公的年金の受給開始等に合わせた設定をする方が多いようです。

 

個人年金保険の給付開始年齢(世帯主 複数回答)

(出典)生命保険文化センター 平成24年度「生命保険に関する全国実態調査」

 

 

 

個人年金保険の年金給付期間は「10年」が最も多い

個人年金保険に加入している世帯のうち、個人年金保険の給付期間(年金が受け取れる期間)を、「10年間」と回答した方が世帯主の場合、全体で43.5%と最も多くなっています。

次いで「終身」と続きますが、その占める割合は大きく下がります。

 

個人年金保険の給付期間(世帯主 複数回答)

(出典)生命保険文化センター 平成24年度「生命保険に関する全国実態調査」

まとめると

・個人年金保険の加入率は23.4%となっています。
・払込方法の大半は月払い/半年払い/年払いとなっています。
・年間保険料の平均は19.3万円、一時払いの保険料平均は619万円となっています。

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