医療保険の給付金請求手続きの流れをご説明します。

(最終更新日:2019年12月18日)

医療保険に加入し、入院等をした場合、自動的に給付金を受け取れる訳ではありません。必ず請求手続きが必要になります。ここでは、一般的な医療保険の給付金請求~給付金を受け取るまでの流れをみていきましょう。

(1)請求に必要な手続き書類を取り寄せる

入院や手術を受けたら、保険会社や保険代理店の担当者にその旨を伝え、所定の手続き書類(給付金請求書・診断書)を送付してもらいましょう。連絡を取る際には保険証券を手元に用意しておけば、スムーズに話が進みます。

 

(2)医師に診断書を書いてもらう

診断書の作成には一般的に4,000円~5,000円ほどの実費がかかります。 これは契約者本人の負担となります。(請求して給付金の対象外となってしまった場合、保険会社負担とする保険会社もあります。)

 

(3)必要な書類を保険会社(保険代理店)に送付する

医師に診断書を書いてもらったら、あとは給付金請求書を記入し、保険会社(保険代理店)に送付します。保険会社によっては保険証券が必要な会社もあります。(必要な書類は保険会社によって異なります。)

 

(4)保険会社の審査ののち、給付金が給付される

保険会社は提出した書類や診断書などの確認を行います。 診断書の内容によっては、関係する機関に確認することもあります。
審査にかかる期間はまちまちで、通常1週間程度、長い場合1ヶ月を超えてしまう場合もあります。
審査が終わり、給付対象と認められれば指定した口座に給付金が振り込まれます。

 

(参考)入院中でも入院給付金の請求ができる

入院給付金の請求は入院中でも申請することができます。「長期の入院で手元にお金がない」というときに活用することができます。
ただし、請求のたびに診断書の費用がかかるので注意が必要です。

まとめると

・給付金は請求手続きをしないと受け取れません。
・長期の入院の際など、入院中にも給付金を受け取ることができます。

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