入院時の自己負担を軽減するための2つの注意点

(最終更新日:2019年12月18日)

入院時の自己負担を軽減するために高額療養費や傷病手当金、医療費控除など様々な公的な制度がありますが、それ以外にも注意することがあります。

差額ベッド代に注意

入院したときに個室や少人数の部屋などに入ると差額ベッド代というお金がかかります。
この差額ベッド代は公的医療保険の対象外となっており、当然、高額療養費制度にも対象外となり、全額自己負担となります。

差額ベッド代の全国平均

差額ベッドの料金は、病院が自由に設定してもいいことになっています。中にはホテルのスイートルーム並の部屋まであり、東京都内では1泊20万円ほどする差額ベッド室もあります。
下の図のように、全国平均を見ると、5,828円/日となっています。

 

全国の差額ベッド代(日額)の割合

(出典)厚生労働省 中央社会保険医療協議会 2013年10月「主な選定療養に関わる報告状況」

個室に入っても差額ベッド代がかからないことも

個室しか空いてない」などの病院側の理由により、やむ終えず個室に入った場合、差額ベッド代を支払う必要はありません。

 

入院時に受ける説明内容をしっかりと確認を

病院が患者に対し差額ベッド代を請求するためには設備や料金などを説明し、料金を明示した文書に署名をもらわなければいけません。
内容を理解しないで署名をしてしまうと思わぬ高額の費用ががかる可能性があります。
入院時にはこういった費用面の内容を理解するようにしましょう。

 

民間の医療保険の請求漏れに注意

民間の医療保険に加入している場合、入院したら担当者に確認し、請求漏れの無いようにしましょう。
自分では「医療保険が使えると思わなかった」ことでも案外医療保険の給付の対象になることがあります。

 

意外と知られていない医療保険の給付の対象になる事例

•出産の際、吸引分娩を行った
•体の異常が原因で受診し、医師の指示のもと検査入院となった
•子宮に小さなポリープが見つかり、切除した(入院も伴わず、切除もほんの数分で終わった)

※給付の対象になるかどうか保険商品によって異なる場合があります。

 

とにかく入院や手術をしたら医療保険が使えるかどうか、必ず担当者に相談して確認するようにしましょう。

まとめると

・思わぬ差額ベッド代の費用がかからないように入院時の説明をしっかり確認しましょう。
・医療保険の請求漏れが無いように、担当者に相談して確認するようにしましょう。

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