医療保険があればがん保険は不要?違いを知っておこう

(最終更新日:2019年12月18日)

民間の医療保険に加入していれば、がんで入院したり、手術したときに給付を受けることができます。
では、がん保険と医療保険はどのように違うのでしょうか。

がん保険と医療保険の違い

がん保険はがんに特化した保険であるため、医療保険よりも手厚い保障があるのが特徴です。

 

がん保険医療保険
給付の対象がん疾病(がん含む)、ケガ
診断給付金あり
(100万円など)
なし
入院給付金の日数日数無制限60日型120型など
日数制限あり
通院給付金1日10,000円など1日3,000円など
免責期間あり
(90日など)
なし
加入のしやすさ医療保険より
加入しやすい
がん保険より
加入しにくい

 

次に医療保険とがん保険の違いを詳しくみていきましょう。

 

がん保険は「がん」のみが対象

がん保険は、文字通り「がん」のみが対象となる保険で、「がん」以外の疾病やケガによる給付はありません。
一方、医療保険は「入院・手術したとき」に給付金を受け取れる保険です。
疾病およびケガが対象で、もちろん、「がん」での入院や手術も給付の対象になります。

 

がん保険にはがん診断給付金がある

がん保険は、がんと診断確定されたときに100万円単位のまとまったお金が受け取れる「がん診断給付金」があります。
がん診断給付金は、入院や手術の有無に関わらず支払われるため、治療方針(早期に退院をして通院の治療に切り替える/手術の有無)に関わらず大きなお金を受け取ることができます。
一方、医療保険では診断給付金はありません。
がんの場合、入院・通院による収入減少など、経済的なダメージが大きいため、診断給付金の存在は非常に重要です。

 

がん保険は入院給付金の上限日数がない

がん保険は入院給付金の上限日数がないため、入院が長引いたり、再発した場合でも安心です。
一方、医療保険は1回の入院の日数に制限があり、通常の医療保険は60日、120日など給付限度日数が定められています。

 

がん保険は通院給付金が充実

がん治療においては、医療技術の進歩と生活の質を変えないという考え方から、入院の短期化と通院による治療が増えています。
がん保険では「がん通院給付金」があり、通院日額1万円程度が給付されるものもあります。
一方、医療保険は特約で日額3,000円〜5,000円程度の保障をつけられるものもあります。

 

がん保険は免責期間がある

がん保険は「免責期間」が 設けられており、加入してから90日が経過しないと保障が開始されません。
免責期間中にがんと診断されても、給付金は支払われませんので、注意が必要です。

 

一方、一般的に医療保険には免責期間はありません。

 

がん保険は比較的加入しやすい

がん保険は、既往症があっても、がんまたはがんに起因する病気でなければ比較的加入が容易な傾向にあります。
一方、一般的な医療保険は、既往症があると加入が難しくなる傾向にあります。

まとめると

・がん保険はがんに特化した保険であるため、医療保険よりも手厚い保障があるのが特徴です。
・がん保険と医療保険は、免責期間の有無や加入のしやすさにおいても違いがあります。

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