がん保険の先進医療特約は必要?

がん保険の特約

がん保険の先進医療特約は必要?

(最終更新日:2017年09月08日)

がん保険の先進医療特約は本当に必要なのでしょうか。

先進医療特約

先進医療特約とは、がん治療のために先進医療を受けた場合に受け取ることができる特約です。
先進医療特約に加入していれば、先進医療を受けた場合の技術料の実費負担をカバーすることが可能です。
保障期間通算で1000万円や2000万円のような保障額の上限が設定されています。

 

先進医療とは

先進医療とは、一般の保険診療で認められている医療の水準を超えた最新の技術として厚生労働省が定めた高度な治療のことです。
先進医療の治療は厚生労働大臣が定める医療施設で行われる場合に限られており、先進医療にかかる費用は全額自己負担になってしまいます。

 

がんの先進医療

厚生労働省のホームページによると、平成27年6月1日現在、先進医療には108技術が指定されています。
そのうちがん治療に関する主なものを紹介します。

年間実施件数の多いがんの先進医療T0P3

技術名 年間実施件数 平均技術料
陽子線治療 2,170 約2,580,000円
重粒子線治療 1,286 約3,000,000円
腹腔鏡下子宮体がん根治手術 289 約525,000円

(出典)厚生労働省 平成25年度先進医療技術の実績報告

 

先進医療を受ける確率は低い

実は、先進医療を受ける確率は高いとはいえません。
例えば、陽子線治療は年間2,170件、重粒子線治療は年間1,286件で多いように見えます。
一方、現在治療中のがん患者が約152万人※ということを考えると、がん患者全体の中で陽子線治療もしくは重粒子線治療を受ける割合は約500人に1人(0.22%)と、かなり低いことがわかります。

※(出典)厚生労働省 平成23年患者調査

 

がんに関わる先進医療の技術料のみが保障対象

しかも、がん先進医療特約の保障の対象は、がんに関わる技術のみです。
がん以外の病気で先進医療を受けても保障されません。
ですから、医療保険で先進医療特約をつけて、がん保険のがん先進医療特約はつけないという考え方もあります。

 

先進医療特約でわずかな保険料で万が一に備える

先進医療特約の保険料は、月々100円程度となっています。
また、前述の通り、先進医療を受けることになる確率は低いと言えそうです。
しかし、万が一、がんになってしまったらできるだけ有効な治療法を選択したいと思うでしょう。
その時に備え、先進医療特約を付加するのも一つの方法です。

まとめると

・先進医療特約とは、がん治療のために先進医療を受けた場合に受け取ることができる特約です。
・先進医療を受ける確率は高いとはいえませんが、がん先進医療特約により、わずかな保険料で万が一先進医療を受けるような事態に備えることができます。

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