【個人年金保険】老後生活資金はいつから、いくら積み立てればいいの?

(最終更新日:2020年03月31日)

サラリーマン世帯が老後生活に必要な自己資金の目安は1,700万~3,200万円と紹介しました。
では、老後生活資金の準備はいつから、いくら積み立てればいいのでしょうか。

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老後生活に必要な自己資金の目安は1,700万~3,200万円

一般的なサラリーマン世帯の場合、公的年金から受け取る月額は約22万円となっています。

それに対し、老後の月額の生活費は約29万円で、公的年金だけでは足りません。

セカンドライフ期間が20年続くとすると、自助努力で準備が必要な公的年金との差額分は約1,700万円になります。

 

また、「ゆとりある老後生活」のために必要な月額の生活費は約35.4万円で、セカンドライフ期間が20年続くとすると、自助努力で準備が必要な公的年金との差額分は約4,000万円になります。

 

詳しくは、「老後生活に必要な自己資金の目安は1,700万~3,200万円」をご覧ください

 

 

 

毎月いくらずつ積み立てればいいの?

例えば、35歳から定年を迎える60歳までの25年間で準備するとして試算しましょう。

1,700万円÷300か月(25年間)≒5.6万円

3,200万円÷300か月(25年間)≒10.6万円

 

毎月10.6万円積み立てるのは現実的ではないですよね。

また、毎月5.6万円の積み立てをするのもかなり大変かもしれません。

ただし、退職金がある場合はその分を差し引いて考えることができます。

 

これだけ大きな額を用意するのはかなり大変ですので、なるべく余裕のある老後を迎えるためには下記の2つのポイントが重要です。

 

20代~30代の若いうちから準備を始める

20代や30代のうちから積み立てができれば、月々の積立額も小さくなりますし、長期の資産運用も行えます。

 

50代以降で集中的に積み立てていく

50代以降は子育てが終わり、ある程度暮らしに余裕が出てくる場合も多いので、老後資金を積み立てるうえで重要な期間です。

 

定年間近になって慌てて積み立てても無理がありますので、計画的に積み立てておきましょう。

 

 

 

個人年金保険とは

個人年金保険とは、老後の生活資金の積立を目的とした保険です。

公的年金制度で不足する部分をカバーする目的で加入するのが一般的です。

個人年金保険は、保険料払込期間に年金原資を積み立て、年金受取期間になると所定の年金受取が開始します。

保険料払込期間中に死亡した場合は、既払込保険料相当額が遺族に支払われます。

死亡時よりも生存時の保障を重視した保険と言えます。

 

個人年金保険のイメージ

まとめると

・公的年金だけでは老後生活資金が不足してしまうので、計画的な積み立てが重要です。20代~30代の若いうちから準備を始めましょう。

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