医療保険にはどんな種類があるの?用途別に解説します。

(最終更新日:2019年12月18日)

医療保険にはどんな種類があるのでしょうか。ここでは医療保険の種類ごとの特徴を解説します。

終身医療保険

一生涯保障が続く医療保険のことです。加入時の保険料が一生涯変わらないのが特徴です。解約返戻金が貯まるタイプの医療保険もあります。
保険料の払込期間は、一生涯のものと、ある時期までに(例えば60歳まで)に支払うものに分かれます。

 

定期医療保険

10年など、保険期間が定まっている医療保険をいいます。同額の保障の場合、終身医療保険に比べ保険料の負担を抑えることができます。
保険期間満了時に更新することができますが、更新時の年齢に応じて保険料が上がります。また、更新可能な時期が定められています(最長80歳までなど)。

 

女性向け医療保険

女性向け医療保険とは、通常の医療保険の保障に加え、女性特有の病気をより手厚く保障してくれる保険です。保障が手厚い分、通常の医療保険よりも保険料は高くなります。

 

緩和型医療保険

緩和型医療保険とは、健康状態の告知内容を限定することで、持病や過去に病気をしたことのある人でも加入しやすくした医療保険です。
一般の医療保険に加入できない人が加入できる可能性があります。
保険料は一般の医療保険に比べて割高になります。
また、契約日から一定期間に保障が削減されます。

 

無選択型医療保険

無選択型医療保険とは、健康状態の告知の必要がない医療保険です。「過去に病気になってしまった」など健康上の理由で一般の医療保険や緩和型医療保険に加入できなかった人でも加入することができます。保険料は一般の医療保険や緩和型医療保険に比べ割高になります。
既往症で加入から一定期間内に給付を受ける場合には、給付金、保険金の支払い対象外になることがあります。

 

まとめると

・定期型と終身型では、同額の保障の場合、定期型の方が保険料が割安です。
・女性向け医療保険は保障が手厚い分保険料が高くなります。
・緩和型医療保険や無選択型医療保険は持病がある人でも加入しやすい保険です。

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