保険診療と自由診療の違い

入院に関する基礎知識

保険診療と自由診療の違い

(最終更新日:2017年09月12日)

保険診療と自由診療はどのように違うのでしょうか。それぞれの特徴と共に見ていきましょう。

保険診療とは

保険診療とは、健康保険等の公的医療保険制度が適用される診療のことです。各疾患に応じて検査や治療内容等が決められているので、その制限内での治療等をしなければなりません。
医療費については、公的健康保険制度に加入している場合、医療機関の窓口では診療費用の3割(現役世代の場合)を支払えばいいことになっています。

通常の保険料の場合(健康保険が適用される治療)

 

自由診療とは

自由診療は、保険が適用されない診療のことで、厚生労働省が承認していない治療や薬を使うと自由診療となり、治療費が全て自己負担(10割負担)となります。
自由診療の例として、例えばがん治療において最先端の未承認の抗がん剤を使用するいうような場合が挙げられます。その場合、抗がん剤費用だけではなく、その他の本来健康保険が適用される治療も含め、すべてが保険適用にならず、全額自己負担になります。

自由診療の場合(健康保険が適用される治療・国が認めていない治療)

 

混合診療

なお、保険適用の治療と自由診療の併用することを混合診療と言います。混合診療は現在の医療保険制度では原則認められていません。混合診療を認めてしまうと、平等な医療を受ける機会を保証した皆保険制度の主旨に反してしまうからです。
ただし、例外的に保険診療との併用が認められている療養があり、次の17種類があります。

 

① 評価療養・・・先進医療等の7種類
② 選定療養・・・差額ベッド代等の10種類
上記の診療を併用した場合は、検査や一般診療、入院費等の基本部分は公的医療保険が適用されるので、定められた割合を負担し、差額ベッド代や先進医療にかかった費用は全額自己負担で支払うという形になります。

 

先進医療

前に述べた、例外的に保険診療との併用が認められている療養のひとつが先進医療です。先進医療とは、厚生労働省が定める高度な医療技術を用いた治療のことで、健康保険が適用されませんが、将来的に健康保険等の適用が検討されている技術のことをいいます。
先進医療の治療は厚生労働大臣が定める指定医療施設に該当する病院などにおいてのみ通常の保険診療と先進医療の併用が認められています。なお、先進医療のうち、通常の保険診療と共通する診察・検査・投薬・入院等以外の部分は、健康保険が適用されないため全額自己負担となります。

先進医療の場合(健康保険が適用される治療・先進医療)

まとめると

・保険診療とは健康保険が適用され、医療費は現役世代であれば3割の自己負担で済みます。
・自由診療とは保険が適用されない診療のことで、治療費が全て自己負担(10割負担)となります。
・先進医療の場合、通常の保険診療と共通する診察・検査・投薬・入院等の部分は健康保険が適用されますが、先進医療の部分は全額自己負担となります。

生命保険/損害保険の相談はぜひ店舗へ

  • 何度でも相談無料!
  • 20社以上の保険を比較できます
  • 相続の相談も可能です

生命保険/損害保険の相談はぜひ店舗へ

生命保険/損害保険の相談はぜひ店舗へ

  • 何度でも相談無料!
  • 20社以上の保険を比較できます
  • 相続の相談も可能です