先進医療特約は本当に必要?

先進医療

先進医療特約は本当に必要?

(最終更新日:2017年09月12日)

医療保険に付加することができる先進医療特約。先進医療特約は本当に必要なのでしょうか。先進医療の種類や費用と共に見ていきましょう。

実施件数の多い先進医療

厚生労働省のホームページによると、平成27年6月1日現在、先進医療には108技術が指定されています。その中でも実施件数の多い上位の先進医療を紹介します。

年間実施件数の多い先進医療TOP10

順位 技術名 年間実施件数 平均技術料
1 前眼部三次元画像解析 5,337 約3,900円
2 多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術 5,248 約513,000円
3 陽子線治療 2,170 約2,580,000円
4 光トポグラフィー検査を用いたうつ症状の鑑別診断補助 1,959 約12,000円
5 重粒子線治療 1,286 約3,000,000円
6 硬膜外自家血注入療法 527 約35,000円
7 IL28Bの遺伝子診断によるインターフェロン治療効果の予測評価 370 約19,000円
8 歯周外科治療におけるバイオ・リジェネレーション法 321 約60,000円
9 腹腔鏡下子宮体がん根治手術 289 約525,000円
10 食道アカラシア等に対する経口内視鏡的筋層切開術 201 約157,000円

(出典)厚生労働省 平成25年度先進医療技術の実績報告

 

表からもわかるとおり、すべての先進医療が高額なわけではありません。
がん治療で有名な陽子線治療や重粒子線治療が200万円以上かかる一方で、最も実施件数の前眼部三次元画像解析は平均3,900円と、技術料にはかなりばらつきがあると言っていいでしょう。

 

先進医療を受ける確率は低い

実は、先進医療を受ける確率は高いとはいえません。
例えば、陽子線治療は年間2,170件、重粒子線治療は年間1,286件で多いように見えます。
一方、現在治療中のがん患者が約152万人※ということを考えると、がん患者全体の中で陽子線治療もしくは重粒子線治療を受ける割合は約500人に1人(0.22%)と、かなり低いことがわかります。

※(出典)厚生労働省 平成23年患者調査

 

先進医療を受ける確率が低い理由

先進医療を受ける確率が低い理由は2つあります。
(1)先進医療は、医師が合理性と必要性を認めた場合にしか実施されないこと
(2)厚生労働省の認めた、ごく一部の医療機関でしかできない

 

特に(2)について詳しく紹介します。例えば、がんの治療法として注目されている陽子線治療は全国で10病院(北海道・福島・茨城・千葉・長野・静岡・愛知・福井・兵庫・鹿児島)、重粒子線治療は4病院(群馬・千葉・兵庫・佐賀)に限られています(2015年5月現在)。
治療は長期に渡る可能性もあり、遠方の場合だと経済的にも地理的にも厳しいというケースもあるでしょう。

 

先進医療特約でわずかな保険料で万が一に備える

先進医療特約は、先進医療を受けたとき、自己負担した先進医療の技術料の実費金額を保障するというものです。保障期間通算で1000万円や2000万円のような保障額の上限が設定されています。
保険料は、ほとんどの医療保険で年齢に関係なく月々100円程度となっています。
前述の通り、先進医療を受けるためにはさまざまなハードルがあり、先進医療を受けることになる確率は低いと言えそうです。だからこそ月々約100円というわずかな保険料大きな保障を確保することができるとも言えます。
万が一、先進医療を受けるような事態になることも考えて先進医療特約で備えるのも一つの方法です。

まとめると

・すべての先進医療が高額なわけではありません。技術料にはかなりばらつきがあります。
・先進医療を受ける確率は高いとはいえません。
・先進医療特約でわずかな保険料で万が一先進医療を受けるような事態に備えることができます。

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