がん保険の手術給付金の金額はどう決める?

(最終更新日:2019年12月18日)

がん保険を選ぶ上で、手術給付金はどのように決めていけばいいのでしょうか。

がん手術給付金は付け外しができない場合が多い

がん保険において、手術給付金は主契約の場合が多く、その場合は保障を付けるか付けないかの選択の余地はありません。
一部のがん保険で、手術給付金を主契約にしていない場合は、手術給付金を付けるか付けないかの選択が可能です。

 

がん手術給付金

「がん手術給付金」とは、がん(悪性新生物)の治療を目的として保険会社所定の手術をした時に受け取れる給付金です。
手術の回数は基本的に無制限ですが、一部のがん保険では、特定の手術において給付限度(60日に1回や14日に1回など)を設けている場合があります。

 

がん手術給付金の金額

がん手術給付金の金額は、手術の種類に応じて、がん入院給付金日額の10・20・40倍に設定されている場合が多いです。
例えば、入院給付金日額が1万円だと、「がん手術給付金」は1回あたり10・20・40万円になります。
一方、給付金の額を一律20倍(入院給付金日額が1万円の場合20万円)にしているがん保険もあります。

 

手術給付金の保障をどう決めるか

がん保険の手術給付金の保障は、多くの場合、「10・20・40倍」か「一律20倍」のどちらかを選ぶことになるでしょう。
ただし、同じ商品の中で「10・20・40倍」か「一律20倍」のどちらかを選ぶことはできません。
「10・20・40倍」の商品にするか、「一律20倍」の商品にするかという選択になります。
そのため、他の保障(診断給付金や入院給付金、その他特約)も含めて検討する必要があります。

まとめると

・がん手術給付金は付け外しができない場合が多く、基本的にがん入院給付金日額の「10・20・40倍」か「一律20倍」となっています。
・手術給付金の保障は、他の保障(診断給付金や入院給付金、その他特約)も含めて検討する必要があります。

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