生命保険の保険金や医療保険の給付金ってどうやって請求するの?

(最終更新日:2019年12月18日)

保険金や給付金の支払い事由が発生しているという事は、経済的リスクが発生しているという事になります。
きちんと請求して不安を少しでも解消したいものです。
ここでは請求するにあたって、3つのポイントを紹介します。

まずは保険代理店・生命保険会社に連絡

生命保険の保険金や医療保険の給付金の支払い事由が発生した場合は、「保険証券」などで契約内容・保障内容を確認して、すみやかに保険代理店、生命保険会社の担当者、営業所・支社、サービスセンター・コールセンターなどに連絡しましょう。

連絡をすると、現在の契約内容、手続きの流れ、必要な書類などを案内してもらえます。

 

 

保険の請求手続きを行うのは受取人

生命保険の保険金や医療保険の給付金の受取には、受取人本人による請求手続きが必要です。受取人を確認しましょう。

被保険者が受取人となっており、受取人が請求できない場合、「指定代理請求人」などの代理人が指定されていれば、代理人が請求できることもあります。契約者の遺言により保険金受取人(請求書)が変更となっていることがありますので、遺言がある場合、 保険代理店・生命保険会社に相談して受取人を確認し、受取人本人から連絡するようにします。

 

 

保険の請求漏れがないように、しっかり請求する

1つの契約に複数の特約が付加されている場合がありますので、保険証券などで主契約・特約の内容を確認しましょう。
複数の契約に加入している場合は、すべての保険証券について確認しましょう。
請求漏れしやすい場合は、以下のような場合があります。

・1つの契約に複数の特約が付加されている場合

・被保険者は同一で、契約者が異なる複数の契約がある場合

・複数の生命保険会社と契約している場合

所定書類に必要事項を記入の上、診断書等の手続きに必要となる書類とともに保険代理店または保険会社へ返送します。
不備がなければ保険金・給付金の受取りとなります。

お葬式代や病院の清算など支払が決まっているものは、早めに請求しておく事も重要になります。

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