医療保険、がん保険の最近の動向をチェック

(最終更新日:2019年12月18日)

医療保険は、病気やケガの種類に関わらず入院と手術をした場合に保障されます。
また、特定の病気(がん・脳梗塞等)になった時に保障される保険もあります。
今回は医療保険と合わせてがん保険について、2013年以降の最近の動向をみていきましょう。

医療保険の動向

各社共通した改訂内容は下記のとおりです。

 

手術給付金の給付範囲が広がった

健康保険で該当する手術が殆ど対象になった事と、外来での手術も対象になりました。

 

先進医療給付金の限度額が、2000万円まで広がった。

先進医療給付金は、今までは最大1000万円程度の限度額だったものが、2000万円まで広がりました。

 

その他、このような新しい保障内容を備えたものが発売されています。

1.入院日数が5日以内の場合には一律に5日分を受け取れる。

2.入院日数の限度は、三大疾病の場合無制限に保障される。

3.入院の前に通院した場合も給付金を受け取れる。

4.集中治療室に入った時に、給付金が受け取れる。

それぞれ、実際にお金がかかる状況に対応して、給付金を受け取れるように、条件を細かく設定した内容になっています。

がん保険の動向

各社共通した改訂内容は下記のとおりです。

がん保険ではこのような新しい保障内容を備えたものが発売されています。

・上皮内がんにも対応

・一度がんの診断を受けるとその後の保険料が免除になる。

・がん診断後2年以上経過した時に、がんの治療が続いていたり、新たながんにかかった場合は2年毎に一時金を受け取れる。

・入院していなくても治療を受けた場合は、治療内容ごとに一時金を受け取れる。

 

なぜこのように、医療保険やがん保険は次々と変わっていくのでしょうか。
それは、病気の治療法が時代とともに変化しており、それに合わせて保険も変わっていると
言えるでしょう。
医療保険は「加入していれば安心」とは限りません。
2~3年に一度は自分が加入している保険の内容を確認して、新しい商品と比較してみると
よいでしょう。

※詳しい商品の内容については保険相談サロンFLPの店頭にてご確認くださいませ。

記事カテゴリ一覧