医療保険の通院保障は風邪でも給付されるの?

(最終更新日:2019年12月18日)

医療保険の通院保障は入院しないと受け取れない

医療保険の通院保障(通院特約)は入院をし、退院したあと、入院の原因となった病気やケガに対する治療目的で通院した場合、給付金が受け取れるものです。
入院が前提となるので、風邪を引いて入院を伴わず通院だけした場合には、給付金が支払われません。
最近は、退院後だけでなく、入院前の通院を保障してくれる会社もでてきました。
ただし、その場合も、入院の原因となった病気・ケガの治療というのが条件となります。

 

ケガであれば入院しなくても受け取れる「傷害保険」「傷害特約」

ケガの保障であれば、入院しなくても受け取れる保険があります。
それは「傷害保険」です。もしくは医療保険等にオプションとして付ける「傷害特約」です。
ケガで通院した場合、入院の有無にかかわらず、通院給付金を受け取れます。
ただ、これもケガに限りますので風邪では受け取れません。

 

通院に対しては貯蓄で備えましょう

「入院はあまりしそうにないけれど、通院の方が心配」と考えている方もいるかと思います。
しかし、医療保険はあくまで「入院」が基本なので、入院を伴わない通院に対しては保障されません。
入院を伴わない通院に対しては貯蓄で備えましょう。特にケガが心配という方であれば傷害保険や傷害特約を検討するとよいでしょう。

まとめると

•医療保険の通院保障は入院することが前提となっています。風邪を引いて入院を伴わず、通院だけした場合には、給付金が支払われません。
•ケガであれば通院だけでも受け取れる保険があります。

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