相続発生で故人の銀行口座は凍結!葬儀費用に生命保険金を活用できる?

(最終更新日:2019年12月18日)

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葬儀費用の平均は200万円

日本消費者協会の葬儀についてのアンケート調査結果によると、全国葬儀費用の平均は約200万円となっています。

ただし、葬儀の形式、規模、地方の慣習などにより大きく変わってきます。

 

 

葬儀費用の支払いタイミング

葬儀費用を支払うタイミングですが、一般的には葬儀終了直後から、一週間程度の間に支払うことが一般的です。葬儀依頼時に半金を支払うケースもあります。

 

 

故人の銀行口座は凍結される

故人の銀行口座は、口座名義人の死亡を知った時点で凍結され、入金、送金等の一切の取引が出来なくなります。

口座名義人が死亡した時点で、預金は相続財産となり、相続人のものになります。相続財産は、遺産分割協議が合意に至るまでは、誰のものになるかが確定していない状態です。ですから、遺産分割協議が合意に至るまで銀行口座は凍結されるのです。

 

 

葬儀費用は引き出すことが出来る場合がある

金融機関によっては、凍結中の口座でも遺族の方や相続人の方であれば、引き出すことが出来ることがあります。

引き出しには所定の手続きが必要になります。

 

 

生命保険を活用して葬儀費用を確保

生命保険の死亡保険金であれば、受取人が書類を用意するだけで通常1週間程度で受け取ることができます。

生命保険の死亡保険金は受取人の固有の財産として自由に処分することができますので、確実に葬儀費用を準備することができます。

また、その後の納税資金やその他の死後整理資金に活用することもできます。

 

 

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