構造級別

(最終更新日:2017年10月04日)

構造級別とは、火災保険等で、料率表に定められた建物構造の優劣の区分のことをいいます。

建物の構造級別は「コンクリート造」「鉄骨造」「木造」といった柱の種類に着目して判定します。
ただし、「耐火建築物」「準耐火建築物」または「省令準耐火建物」のように建物全体の耐火性が優れている場合は、「木造」であってもこの建物の性能に応じた耐火基準を優先して構造級別を決定します。

建物構造は、火災の燃焼危険や損傷危険の大きな要素となりますので、この優劣の区分にしたがって保険料率が定められます。
火災保険料率表における構造(級別)では、住宅物件・一般物件がそれぞれ3段階に区分されています。
住宅物件で使われるのは、マンション構造(M構造)、耐火構造(T構造)、非耐火構造(H構造)の3つです。

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