公的介護保険対象外の介護施設の場合、介護施設の費用はいくらかかる?

(最終更新日:2020年03月31日)

公的介護保険の施設サービス対象外の介護施設に入所した場合、どれぐらいの費用がかかるのでしょうか。

介護施設に入所した場合にかかる費用

公的介護保険の施設サービス対象外の介護施設に入所するには、入居時に必要な(1)初期費用と、(2)~(5)の月額費用が必要になります。

(1)初期費用
(2)介護サービス費
(3)食費
(4)居住費
(5)その他費用(理美容費、日用品費、教養娯楽費、洗濯費、管理費等)

 

 

介護施設に入所した場合にかかる費用の目安

公的介護保険の施設サービス対象外の介護施設に入所した場合の費用を、施設の種類ごとに紹介します。

※入所する施設によって費用は大きく異なりますので、あくまで目安とお考えください。

 

介護施設に入所した場合にかかる費用の目安

施設名 初期費用 月額費用
介護サービス費 食費・居住費など
有料老人ホーム 0~数千万円 1~3万円 10~30万円
サービス付き高齢者向け住宅 0~数百万円 1~3万円 10~30万円
シニア向け分譲マンション 数千万~数億円 10~30万円
グループホーム 0~数百万円 2~3万円 10~30万円
軽費老人ホーム(A型/B型) 数十万円 5~20万円
ケアハウス 数十万~数百万円 1~3万円 5~20万円

 

公的介護保険対象の介護施設と大きく違うのは「初期費用」があることです。

費用は運営主体やサービス内容、地域などによってさまざまですが、一般的には公的介護保険対象の介護施設に比べ、有料老人ホームなどの民間の介護施設の方が費用の負担は大きくなるでしょう。

 

 

介護による経済的なリスクをカバーする民間の介護保険

公的介護保険では、要介護度に応じて受けられるサービスや、1ヶ月あたりの支給限度額が定められており、支給限度額の1割が自己負担額となります。

また、限度額を超えてサービスを利用した場合は、超えた分が全額自己負担となります。

 

こういった、介護が必要になった際の経済的なリスクをカバーするのが民間の介護保険です。

保険相談サロンFLPでは、無料で何度でも介護保険の相談をすることができます。

まとめると

・公的介護保険の施設サービス対象外の介護施設に入所するには、入居時に必要な初期費用と、食費・居住費などの月額費用が必要になります。

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