先進医療
【先進医療】重粒子線治療とは?特徴と費用
(最終更新日:2019年12月18日)
先進医療とは
先進医療とは、新しい医療技術、患者ニーズに対応することを目的に、厚生労働大臣所定の基準に合致した医療機関で行われる高度な医療技術等をいいます。
重粒子線治療とは
重粒子線治療は先進医療のひとつで、放射線の一種である重粒子線をがん細胞に照射して、がん細胞を死滅させる治療法です。
重粒子線治療の特徴
・がん細胞にピンポイントで放射線を照射できる
・がん細胞周辺の正常組織へのダメージを軽減できる
・副作用が軽くすみ、体への負担が少ない
重粒子線は設定した深さに到達した時に最も強い放射線を放出して、停止するという特性がありますので、がん細胞にピンポイントで放射線を照射できます。そのため、少ない回数でがん細胞を死滅させることができ、正常組織へのダメージも軽減できます。また余分な放射線を浴びない為、副作用も軽くすむことが特徴です。
重粒子線治療の実施実績
重粒子線治療の年間実施件数は1,787件、1件当たりの費用は3,093,057円となっています。
(出典)厚生労働省「平成28年 先進医療の実施報告」
重粒子線治療を実施している医療機関がある都道府県
重粒子線治療を実施している医療機関がある都道府県は下記の通りです。(2017年4月1日現在)
・群馬県
・千葉県
・神奈川県
・兵庫県
・佐賀県
(出典)厚生労働省ホームページ
先進医療の費用は全額自己負担
先進医療にかかる費用は公的な健康保険が適用されず、全額自己負担になってしまいます。
民間の医療保険やがん保険であれば、先進医療の費用をカバーできる特約がありますので、高額な先進医療の費用に備えることができます。
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