介護の実態(6) 介護離職

介護に関する基礎知識

介護の実態(6) 介護離職

(最終更新日:2017年11月09日)

年間10万人が介護のために離職

高齢化に伴い、介護を必要とする高齢者は年々増加傾向にあり、自分の親やパートナーなどの家族を介護する人の数も増えてきています。

総務省の調査によると平成23年10月から平成24年9月の間に介護・看護のため前職を辞めた人の数は男性が2.0万人に対し、女性が8.1万人と圧倒的に女性が多いことがわかります。

 

介護・看護のため前職を辞めた人の数の年次推移

(出典)総務省「平成24年就業構造基本調査」

 

 

要介護度が上がるにつれ介護時間も増えていく

下記のグラフは厚生労働省による介護時間を要介護度別にまとめたものです。当然のことながら要介護度が上がると介護にかかる時間も増えていきます。

 

同居している主な介護者の介護時間

(出典)厚生労働省「平成25年国民生活基礎調査の概況」

 

要介護度5の場合だと「ほとんど終日」が56.1%、「半日程度」が12.9%となっています。半日以上介護に必要となると仕事との両立は難しく離職せざるを得ない状況になってしまうといえます。

 

 

経済的なリスクをカバーする民間の介護保険

公的介護保険では、要介護度に応じて受けられるサービスや、1ヶ月あたりの支給限度額が定められており、支給限度額の1割が自己負担額となります。

また、限度額を超えてサービスを利用した場合は、超えた分が全額自己負担となります。

 

こういった、介護が必要になった際の経済的なリスクをカバーするのが民間の介護保険です。

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