生命保険の歴史

保険のきほん

生命保険の歴史

(最終更新日:2017年10月27日)

生命保険はどこで始まり、どのような制度で運用されてきたのか、
そして生命保険会社はいつ設立されたのかをみていきましょう。

生命保険の始まりは様々な説がありますが、中でも有名なのが17世紀にイギリスで始まったというものです。

助け合いの精神から生まれた生命保険

生命保険は中世ヨーロッパの都市で組織された同業者組合である「ギルド」が始まりという説があります。
冠婚葬祭など組合員の経済的マイナスを組合全体で分担しあっていたことから、このギルドを生命保険の起源とする説があります。
さらに17世紀には、イギリスのセントポール寺院で、教会の牧師たちが組合を作り、自分たちに万が一のことがあった場合に、 遺族へ生活資金を出すために保険料を出し合う制度をはじめました。
このように生命保険は相互扶助の精神から生まれたのです。

保険料を公平にする制度が生まれた

セントポール寺院で始まった制度は、皆が同じ金額を支払っていたために、組合員が亡くなったりして減ってしまうと、 約束した香典の金額を支払うことができなくなり潰れてしまいました。
その後、18世紀になると天文学者によって、実際の死亡率に基づいた生命表が作られました。
この生命表によって、合理的に保険料計算した「生命保険」が作られました。

生命保険会社の設立

人々の生活がしだいに変わっていく中で、病気や入院、ケガなどの経済的なリスクに備えるために、
イギリスでは1762年に生命保険会社が初めて設立されました。
また、日本においてはイギリスに遅れること約100年、1867年に福沢諭吉が欧米の近代的保険制度を
「西洋旅案内」で初めて紹介したことが発端となり、1881年に日本で初めて生命保険会社が設立されました。

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