火災保険の保険金額の決め方

火災保険の選び方

火災保険の保険金額の決め方

(最終更新日:2017年09月14日)

保険金額を決めるためには建物の評価額を決める

火災保険の保険金額を決めるためには、建物がどれぐらいの価値があるのか(=評価額)を決める必要があります。
建物の評価額は(1)再調達価格、もしくは(2)時価になります。
通常は時価で補償されることになりますが、価額協定保険特約という特約をつければ、契約金額を再調達価額で補償することができます。

 

再調達価格と時価の違い

(1)再調達価額

新品の価格のことを言います。火災保険の対象となる建物をこれから新築した場合の価格です。
再調達価額で火災保険を契約しておくと、もしものときに元通りの建物を新築することが可能になります。

 

(2)時価

いわゆる今の価格で、新品の値段である再調達価額から経過年数分を減価償却させた価格です。
再調達価額よりも時価の方が安いので、時価で火災保険を契約した方が支払う保険料も安くなります。
しかし、火災などで全焼してしまったときに現在と同程度の建物を新築することはできません。

 

可能であれば、再調達価額で建物の評価を行い、万一の場合には新築ができるようにしておくことが重要です。

 

保険金額は建物の評価額にぴったりあわせよう

再調達価格と時価、どちらを評価額にする場合でも、保険金額は建物の評価額と同額にすることが非常に重要です。正しい建物評価のもと、過不足なく保険をかけるようにしましょう。
以下に、保険金額の設定によって受け取れる保険金がどうなるのか、3つのケースをみてみましょう。

 

ケース(1)3,000万の建物に3,000万の保険金額を設定した場合

建物の評価額=保険金額となっているので、建物の評価額を上限に損害額どおりに保険金が支払われます。

 

(例)火災で1,000万円の損害を受けた ⇒ 1,000万円の保険金を受け取れる

 

この場合、保険金で損害を補てんすることができますね。

 

ケース(2)3,000万の建物に4,000万の保険金額を設定した場合

建物の評価額<保険金額となっています。
建物の評価額よりも大きい保険金額を設定しても建物の評価額以上の保険金は受け取れません。
火災保険は、災害などで建物(または家財)が被った損害を“補償”、すなわち損失分を穴埋めするのが目的です。ですから損害額を上回る保険金を受け取ることはできないのです。

 

(例)火災で全焼し3,000万円の損害を受けた ⇒ 受け取れる保険金は3,000万(4,000万ではない)

 

この場合、保険金で損害を補てんすることができますが、建物価値以上の保険をかけている分、保険料がもったいないですよね。

 

ケース(3)3,000万の建物に1,500万の保険金額を設定した場合

建物の評価額>保険金額となっています。
建物の評価額よりも小さい保険金額を設定した場合、損害額よりも小さい保険金しか受け取れません。

 

(例)火災で全焼し3,000万円の損害を受けた ⇒ 受け取れる保険金は1,500万(3,000万ではない)

 

この場合、保険金だけでは損害をカバーできず、復旧のための資金が足りなくなってしまいます。

 

参考:2つの火災保険に入った場合

例えば、3,000万円の建物に1,500万円ずつ、2つの火災保険に入っている場合を考えましょう。
この場合は、あわせて3,000万円を上限に両方から保険金を受け取れます。

 

ただし、3,000万円の建物に3,000万円の火災保険を2つ入っていた場合、6,000万円が受け取れる訳ではありません。
受け取れるのは、あわせて3,000万円までということになります。
建物の評価額よりも大きい保険金額を設定しても建物の評価額以上の保険金は受け取れないということです。

 

 

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